殿方ご免あそばせ
「殿方ご免あそばせ」と「素直な悪女」、若くて可愛らしいBBの主演作を2本続けてみました。
殿方は、大統領の娘とその夫の恋のさや当てゲーム、素直な悪女は貧しい孤児が美貌を武器にのし上がろうとするお話。
どちらも素のままなんじゃないかと思わせる天衣無縫振り。まあ、無鉄砲なこと!
小悪魔のようなルックスはもとより、あふれ出る若さが眩しすぎます。目がくらんじゃいました。
どちらかと言えば、上流階級の世間知らず、という役どころの方が自然だし、見ていて安心かなあ……
いやいや、上昇志向むき出しで、今にも窮地に陥りそうな危うさも捨てがたいかなあ……
なんて、ひたすらうっとりしていたのでした。
「殿方」の舞台は1950年代後半のパリ。冒頭、ブリジット役のBBがシャンゼリゼ通りを赤いオープンカーで走るシーンがありまして、これがツールドフランスで目にする現在のシャンゼリゼとほとんど変わっていないことに驚きました。さすがは石の文化。
BB操る赤いオープンカーも小粋でした。調べたらシムカ「アロンド」という車。
雪国じゃなかったらあんなの欲しい。
JUGEMテーマ:映画