若草の萌えるころ
ジョアンナ・シムカス演じるアニタは母と叔母との3人暮らし。
ある日、大好きなジタ叔母さんが脳梗塞で倒れ、危篤状態に。不安にさいなまれるアニタは叔母が眠る家でじっとしていることができなくなり、夜の街をあてどもなくさすらいます。
不安な気持ちを抱えた彼女の前に、次々と男達が現れていくのですが……
はかなさと奔放さが同居するシムカスの魅力にあふれた作品です。
「冒険者たち」のときのような、ひたすら明るいシムカスにも惹かれるけれど、この憂いの表情がファンにはたまりません。
若さの持つまぶしさとやりきれなさを体現するシムカスの出演映画が少ないことは実に残念。
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