トライネイションズ オールブラックス v. ワラビーズ
サイクルロードレースに気を取られているうちに、トライネイションが最終戦を迎えていました。
3試合の総当たり戦となって初の全勝優勝を目指すのはオールブラックス。対するワラビーズはニュージーランド戦9連敗中で、なんとかホームで一矢報いたいところ。
先日観たサニックスとコカコーラウエストの試合も見応えがありましたが、世界ランキング1、2位の闘いはやはりレベルが違った。
何がすごいって、ラグビーの優劣を決めるのはコンタクトの強いほうがボールを支配できるという単純な事実を最高レベルで繰り広げていたことです。しかも中だるみは一切なし。
単純な事実がもたらす美しさ、そしてパワーとテクニックの粋を心ゆくまで堪能させてもらいました。
(しかし、同じ人類とは思えないな)
長いことゲームを観ていると、ついつい戦術なんてことに気を奪われてしまいますが、行き着くところまで行き着いた男たちの闘いで最後に勝敗を決めるのは、やはりコンタクトの強さなのですね。
そうは言っても戦術が優劣を決めるスポーツも楽しいものです。
戦術のゲームといえば自転車ロードレース。
さて、このあとはブエルタの山頂ゴールが待っています。
今夜は眠れそうにありません。