Un gato lo vio −猫は見た

映画やらスポーツやら小説やら、あれやこれや。
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一世紀の男



祖父が100歳の誕生日を迎え、お祝いの会に子供、孫、ひ孫がそれぞれ家族を連れて集いました。いやあ、賑やかだ。

子孫の数は29人。
祖父はこの日も出された料理をおいしそうに平らげ、酒もちょっぴりなめていました。
この元気さにあやかりたいものです。

100年前の新潟はどんな様子だったのだろうと興味がわいて、当時の新聞を眺めてみました。
「高等師範学校で運動会が開かれて見物客が大勢集まった」「どこそこの松の大木が折れた」なんていう暢気な記事がいっぱいで、なかなか興味深かった。

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ボルベール〈帰郷〉



女性3代の家族の物語。
娘が父親を誤って刺殺したとき、ライムンドはこの事故を闇に葬ることに。
時を同じくして、彼女を育ててくれた叔母が亡くなり、3年前に火事で亡くなった母親が姉ソーレの前に姿を現す……

「オール・アバウト・マイ・マザー」同様、女性のたくましさがとても印象的です。
そして本作では、ラマンチャ地方の死者に関する独特の文化が映画におもしろい味を付け加えていました。時にコミカルでさえあります。

アルモドバル監督の映像、ストーリーは独特のアクがあって、これは病みつきになるというか、中毒性があるなあ。

ライムンド(ペネロペクルス)が「ボルベール」を歌うシーンがあります。
あれは、吹き替えなしなのかな?
あの歌声を聞いていると、ペネロペクルスってやっぱりスペインの人なんだなあと改めて実感します。地に足がついているというか、迫力がありますよ。

サイトはこちら。


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イタリア的、恋愛マニュアル


愛を巡る4つの物語。
若者の出会い、熟年夫婦の危機、浮気、破滅と再スタート。
「人はわけも知らず突然恋におちます。滑稽にも不可解にも危険にすらなります」というナレーションがすべてです。

巡り会い以外の物語は、結構重いものなのに、そこかしこにユーモラスなエピソードが散りばめられていて、深刻な気分にはならずにすむところがイタリア的(なのかな?)。
笑いどころ満載でありました。

イタリア男というのはもっと気楽に上手に恋を射止めているのかと思っていましたが、意外と悪戦苦闘しているのですね。
なんだか同志を見つけたような気分です。

公式サイトはこちら

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