寄席の幸せ4
日曜日の鈴本はほぼ満員。
その日ごとの客席の雰囲気で芸人さんたちの「のり」もずいぶん違いますが、この日は良かった。
で、観客の雰囲気にいちばんうまく乗ったのが大ベテランの「ひろし・順子」の二人。
ねたはもう毎度おなじみなんだけれど、拍手や笑い声が大きいものだから、とくにひろし師匠がのりにのって、それはもう、やんやの大歓声。
ひろし師匠87歳。
間の外し方が絶妙! 「惚け」ぶりが光りましたねえ。ダンスの足下も常よりおぼつかない風にみせていました。
今にも舞台に倒れてしまうんじゃないかという妙な緊張感をうまいことかもし出して、それがいっそう笑いを誘うのであります。
いやあ、まだまだ楽しませてくださいね。