Eagles
JUGEMテーマ:音楽
はじめて「Hotel California」を耳にしてから30数年、ようやく、というか突然イーグルスが好きになってしまいました。
きっかけは昨年のテレビニュース。「イーグルスが28年ぶりにオリジナルアルバムを発表しました」というアナウンサーの声に続いてPVが流れ、これが実に格好よかったわけです。そこで、(なんで定時ニュースで取り上げるのだ? という疑問は脇に置いて)さっそく友人から「Eagles」「Hotel California」の2枚を借りたところ、これが実に好みなのでびっくりしてしまった次第。
「Hotel California」はギターの間奏が長く、当時はあれがかったるく感じて他を聞く気になれなかったのですが、このところ「On The Border」もふくめて頻繁に聞いています。
その音は素肌に本当に西海岸の風を受けているように感じられます。透明感あふれるコーラスがとくにすばらしい。
からっとしているのにどこか哀愁を帯びているところも気に入っています。
その哀愁も、「北東の大地、逃亡の西」的な閉塞感漂うものではなく、若さ故の苦悩がもたらすもので、「いつかは忘れてしまえるさ」といった、どこかに希望を感じさせるものなので、聞いていて実に心地よいのであります。
しばらく、昔のアルバムをじっくり聞いて、「Long Road Out Of Eden」はその後のお楽しみにとっておこう。