ミュリエルの結婚
ABBAって本当にオーストラリアでは大人気だったんですね。
オーストラリアのヒットチャートで洋楽に興味を持つという、珍しい目覚め方の私には、全編ABBAが流れたというだけで充分この映画を楽しめました。
主人公のミュリエルは「時代遅れな」ABBAのファンで仲間に邪険にされるのですが、彼女の部屋のABBAのポスターが妙にセクシーでよかった。
嘘をつきとおして生まれ変わろうとしたミュリエルは、嘘をやめることで唯一の友だちロンダを呼び戻せることになります。
この二人のABBAの真似がまたよく似ていて笑ってしまいました。個人的にはここがハイライト。
メイン二人のキャスティングはABBAのアグネサとアネッタ(うろ覚えですが)に似ているかどうかが決め手だったんだな、きっと(ちなみにロンダは若き日のK.D.ラングも想像させます)。