Un gato lo vio −猫は見た

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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅

新たなインスピレーションを求めてタヒチへと旅だったゴーギャン。「原始のイブ」を見つけた喜びをキャンバスに表現し続ける一方、破局の予感に苦悩し、やがて衰弱していく…

実のところ、タヒチで描かれた一連の作品を見ても、巷で言われるような生の喜びが伝わらないなあ、と思っていました。鮮やかすぎる色彩とフラットな描き方に違和感を覚え、私の画家ではないな、なんて。

ところがです。この映画に登場するモデルであり配偶者(?)のテフラを見た瞬間、ゴーギャンの有名な作品群がどっと頭によみがえり、そこに込められたであろう画家の興奮や情熱をまざまざと感じることになってしまったのです。

生命力に溢れる健康美、島の部外者にはうかがい知れない心の奥。「おれの求めるものがここにあった!」とゴーギャンは有頂天になります。よくぞこの女優をテフラ役に採用したものです。私だって彼女と一緒に南国の生活を謳歌してみたいと思いました。

実に楽しげな、そして辛そうなタヒチでの生活。これ、実話なのかな? ストーリーがまとまりすぎていて、もしかすると代表作の数々を元に紡ぎ出された完全な創作かもしれない、と感じました。
もちろん、それで全く問題なし。もしそうであれば、その作業は楽しいだろうなあ。

「月と六ペンス」も再読したくなります。

 

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