Un gato lo vio −猫は見た

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足立美術館所蔵 横山大観と近代日本画名品展

大観の画歴を俯瞰する22点は質量ともに見応えがあり、特に、ポスターに用いられた六曲一双の大作「神州第一峰」は雄大さと張り詰めた緊張感に圧倒され、荘厳な雰囲気に畏怖の念さえ覚えてしまいます。「霊峰夏不二」で青い富士山を取りまく雲の描写にも目が釘付け。

個人的に楽しみにしていたのは東西の美人画対決です。鏑木清方の描く凛とした女性、上村松園のやわらかな女性、この2人の作品が並んでいるところを見たかったのです。
清方は男の求める理想像、松園は女性の願望像を描いているように感じました。
私は松園の方が好みだな。

もう1人の美人画家、伊東深水のハイカラな女性に朝丘雪路を想像するのはうがち過ぎですかねえ。

色彩の鮮やかさとデザイン性にはっとしたのが小林古径の「木蓮」。早春の野に燃え立つ生命そのものを見たようで、しばらく立ち去ることができなかった。

展示される作品点数も適量で、全てをゆっくり鑑賞してもぐったりすることはありませんでした。優雅な午後のひとときでした。

新潟市新津美術館で5月20日迄

 

JUGEMテーマ:美術鑑賞

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