Un gato lo vio −猫は見た

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デトロイト美術館展

この冬の東京はおもしろそうな美術展が多く、特に上野はすごいことになっています。あれも見たいこれも見たいと悩みつつも、混雑は嫌、ということで、今回は比較的落ち着いて鑑賞できそうな「デトロイト美術館展」に足を向けました。

いやいや、予想していたより充実のラインナップ。展示されている作品は巨匠の代表作ばかりで、さまざまな媒体でお馴染みのもの。豪華幕の内弁当を手にしたような喜びが湧き上がってくるのでした。デトロイトが自動車で繁栄していたおかげで、これだけの作品を収集できたのですね。

圧倒されたのはピカソの時代別代表作。中でも「読書する女性」と「座る女性」が発するパワーは凄まじかった。ライブコンサートでは音が実態あるものとして押し寄せてきますが、この2点も同様でした。この絵画を創作した作家の強烈な意志がまだそこに留まっていて、それが鑑賞者に放射されている、そんな感じなのです。目にした瞬間に引き込まれてしまいます。でも、対峙するにはそれなりの力が必要なのでした。

好き嫌い、あるいは実際に手元に置きたいか否かという問題は別。己の想像の範囲を超えた荘厳な力の前に、ただただひれ伏すほかに術はなかった。こんなの初めての体験です。

まあ、それはそれとして、自宅に飾るならドガかルノワールが好いなあ。

 

公式サイトはこちら

 

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