Un gato lo vio −猫は見た

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ドラゴンタトゥーの女

ハリウッド版はオリジナル版の忠実なリメイクでした。ストーリー展開も人物造形も変わらず。
ただ、オリジナル版に登場する風景、家屋、インテリアなどが暖かみを感じさせるものなのに、ハリウッド版は、いかにも他国人が北欧を想像したときのような、薄暗い照明と超ミニマルなデザインを多用していました。役者も、いかにもクールそうです。

ドラゴンタトゥーの女ことリスベットについては、ハリウッド版の方が雰囲気出ていましたね。世間に受け入れられない彼女の痛々しさが良く伝わってきます。オリジナルは健康的すぎた。ただ、オリジナル版にはない最後のエピソードは甘ったるすぎましたね。オリジナルの方が毅然としていて良かった。

原作はハリエット失踪の謎解きとヴェンネストロム追求を通してスウェーデン社会が抱える闇を描き出そうとしていましたが、映画の主題はどちらのバージョンも共に謎解き。娯楽作品であればそれで正解だと思いますが、原作を知るものにはちと物足りないのであります。

 

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この記事に対するコメント

映画はオリジナル版しか見ていないのですが、本はまさにページターナーといった感じでしたね。数年前からの北欧ミステリーの勢いはすごいものがありますよね。
特捜部Qシリーズは読まれているかもしれませんが、ラーシュ・ケプレルの作品お勧めですよ。
pen | 2016/10/18 6:56 PM
書店に足を運ぶことがなくなり、書評雑誌も読まなくなり、「特捜部Q」シリーズのことは知りませんでした。ざっと検索してみたら、かなり面白そうですね。著者の経歴もユニーク。
さっそく、手に入れたいと思います。
llama | 2016/10/19 11:10 AM
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